なんといっても、一番生産量が多い品種はあかつき!
福島市、伊達市、桑折町、国見町のある福島盆地で有名なのは、何と言っても桃です。
生産量は全国2位ですが、一人当たりの桃の消費量は全国1位だそうです。
それだけ、福島の人は桃が好きです。
他県の方には、きっと桃の品種に詳しくない方も多いはず。
地元民が教える、おすすめしたい桃の品種をお伝えします。
福島の桃と言っても、種類がたくさんあります。種類が多いんです。自分好みの桃を探し当てて欲しいよね。
※昨今の天候から、もしかすると収穫が早くなる可能性あり
はつひめ(7月上旬ころ)
「あかつき」と「はつおとめ」の交配からできた早生桃の福島県のオリジナル品種ですね。
まず初めに登場する桃が『はつひめ』です。
7月上旬ころに登場します。
暁星(ぎょうせい)7月中旬~下旬ころ
早生品種で「あかつき」の枝変わりの品種ですね。
7月中旬から下旬ころに登場します。
主力品種あかつき(7月下旬~8月上旬ころ)
出荷量ナンバー1、全体量の約6割を占めます。野球でいえば4番バッターかな。
何と言っても王道、あかつき。
7月下旬から8月上旬ころに登場する中生種。
味、大きさ、柔らかさ、一番人気です。
最も出荷量が多い桃です。
あかつきの名前の由来は、福島市の伝統的なお祭り『暁(あかつき)参り』から来ています。
そこまで固くはないかな。採れたては固くて美味しいけどね。
まどか(8月上旬~中旬ころ)
まどかは硬めの桃よ。あかつきの次に登場します。
果肉が真っ赤なのが特徴ね。
晩生種になると桃が硬いものが多くなりますね。
川中島白桃(かわなかじまはくとう)8月中旬頃
硬い桃ですね。でも、完熟になった川中島の甘さは物凄く甘いです。まどかの次に登場します。
全体量の約2割を占めますね。有名な品種ですね。
おどろき(8月中旬~下旬ころ)
硬めの桃です。とってもデューシーです。
黄金桃(おうごんとう)8月中旬~下旬ころ
いつもの、黄色い桃ね。
はまる人は、めっちゃ大好きな桃です。
さくら白桃(はくとう)8月下旬~9月上旬ころ
しっかり甘味のある硬めの桃ですね。
桃を外見で見ただけでは、判断できません。時期で判断するしかないです。笑
桃でやってはいけないNG行為3選
触る・押す
桃は、非常にデリケートな果物です。
ちょっと刺激を与えただけで、すぐ変色します。
また、皮を剥いて放置しても徐々に黒く変色してしまいます。
触ったところで、桃の良し悪しは分かりません。
店舗で触っている方を見かけますが、触っても何も情報は得られません。
桃は優しく扱って欲しい。頼む。
冷蔵庫で保管する
冷蔵庫に入れて冷やすと、甘味が飛びます。
よって、せっかく美味しい桃なのに味がない桃になります。
なので、購入したら基本的には常温保存で日陰に保管するようにしましょう。
そして、早めに食べることです。
冷たい桃を食べたい場合は、あらかじめ食べる時間の2、3時間前に冷やすと、美味しく食べることができます。
冷やし過ぎはダメやで。まじで。
エアコン・扇風機の風
エアコンや扇風機の風に当ててしまうと、桃の水分が奪われて乾燥する場合があります。
特にエアコンの風は冷却と除湿ですよね。
よって、エアコン風、扇風機の風に直接当たらない場所の日陰に保管するようにしましょう。
さいごに
福島県と言えば、数々のフルーツがありますが強いのは何と言っても桃です。
福島県でも県北地区の福島盆地が出荷量の90%を占めます。
美味しい桃、福島産の桃を食べてみたい方は、是非手に取ってみてはいかがでしょうか。
生産量からすると、あかつき、まどか、川中島白桃がメジャーな桃かな。